先日、Google Mobile BlogでiOS向けのGoogle Syncの機能強化が発表されました。
- iOSメールアプリからのサーバ内メール検索
- iOSカレンダーアプリから会議出席依頼などのイベントへの受諾、拒否、編集
- Send Mail As機能
の3つです。Send Mail As機能について補足すると、今まではGmail以外のメールサービスからメールを取得していてもiOSからメール送信(返信)時には常にxxx@gmail.comから送られていましたが、これをWeb版Gmailの設定で指定できる送信時のデフォルトアドレスから送ることができる機能です。当然ながら、送信時にアドレスを選択できるのではなく固定になります。
つまり、xxx@gmail.comというアカウントの人が、POP3でxxx@classicmailservice.comのメールを取得していて、メール送る際には常にxxx@classicmailservice.comから送りたいという時に使う機能です。
残念ながらWeb版のようにメール作成の際に送信元アドレスを変更できる機能や、返信時に受信したメールアドレスで返す機能ではありません。
1、2については設定はいりませんが、3については
- iOSからm.google.comにアクセスして、下の方にある「日本国外からアクセス」から「米国」を選択
- さらに下にある「言語を変更:」から「English(US)」を選択
- そうするとSyncのアイコンが出るのでタップ
- 設定するデバイスを選ぶ
- 「Enable ”Send Mail As” for this device.」のチェックをつけてセーブ
で設定ができます。
実際に試用してみたところ、サーバ内メール検索は、検索はできますが検索結果で表示されたメールがGmail上で未読にマークされてしまいます。言い換えるとサーバ内検索をして10件ヒットすると、メールアプリの未読メール数のバッジが+10されます。このバグはフィードバックが上がっていたのでそのうち直るかと思います。
その他、Google Syncを利用した際に発生していたドコモからのメールの文字化けが直っているようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿